EAST トカマク・プラズマ対向壁の重水素分布測定

 中国で運転されている核融合プラズマ実験装置 EAST(合肥市、中国)では、プラズマ運転期間中に、 壁コンディショニングとしてリチウム被覆が行われる。リチウムは容易に水素同位体と結合するため、プラズマ真空容器中の水素同位体軽減効果が得られ、密度制御に対する有効なツールの一つとなっている。しかしながら、プラズマ対向壁表面の分析は十分に行われておらず、壁表面へどのように水素同位体が捕捉されているのか明らかではなかった。本研究では、グロー放電発光分光装置(GD-OES)を用いて EAST プラズマに曝露された試料表面の分析を行い、重水素の捕捉状況を明らかにした。

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Author: castage

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