半導体レーザー吸収法を用いた多種炭化水素成分計測技術の開発

 エンジン混合気形成から燃焼過程における炭化水素計測は,燃焼特性を把握し,最適なエンジン制御を行うために重要である.これまでのレーザーを用いた炭化水素計測は,ある特定の狭い波長範囲に存在する成分計測,全炭化水素計測などその適用性は限られていた.本研究では,3μm 付近で180nm の広範囲で高速スキャン可能なレーザーと吸収法を組み合わせた手法で高速かつ正確に多種炭化水素成分を同時に検出できる技術の開発を行った.エンジン燃焼過程での多種炭化水素成分分離計測技術の適用性を評価した.

3μm 帯広範囲波長スキャンレーザーの概要を図1 に示す.信号光源として1.0μm 帯外部共振器型半導体レーザー(HSL-1-10-40-ZZ-Z-T-P, santec co.),励起光源に1.5μm 帯DFB(Distributed Feedback Laser)レーザーの2台と,波長変換導波路のモジュール(WD-3236/3250-001-A-A-E, NTT Electronics co.)で差周波発生(difference frequency generation: DFG)により,3200-3400nm 波長範囲で,掃引速度を6kHz で発信させた.

castage
Author: castage

        PCの施設検索バナー
臨床水素治療研究会会員医院・病院を検索 オンライン対応施設はこちら